屋久島でも。地域に関係なく、しっかり断熱

屋久島のカフェ兼宿泊施設も、本日いよいよ引き渡し。
11月末、まだ何も置かれていない現場で宿泊をしてきました。

早朝、外気温は10℃。室内は20℃。
エアコンは使わず、底冷えもなく、暖かくて気持ちがいい朝を迎えました。

この建物の断熱材はセルロースファイバーを使っています。
セルロースファイバーは、新聞紙や古紙が原料ですが、防燃材としてホウ酸が混ざっています。
屋久島ではシロアリが空を飛んでやってくるので、断熱材も上手く使って彼らが近づきにくいように。

断熱施工はお馴染みの島崎さん。屋久島まで来ていただだきました。

こうやって、木材との間に空間をつくりながら不織布をピシッと貼り、

不織布に穴を開けて、掃除機の逆噴射の要領でセルロースファイバーを吹き込んでいきます。

パツパツに、隙間なく吹き込まれた姿。
シートの貼り方も美しいのです!

吹き込み後は、胴縁などで抑えておきます。

板を貼ると見えなくなる部分ですが、こんなに丁寧な作業をしてもらえています。
板を張った状態↓

屋久島でも、断熱大切なの?
と思われるかもしれませんが、もはや地域は関係なく、むしろナチュラルに、積極的に取り入れて健康寿命を伸ばしていただきたい✨

夏は洞窟に入ったような、ひんやりとする感覚。
冬はじんわりと暖かく、身体がほっとする感覚。
冷暖房は弱くかけるだけで快適になるので、エネルギーの節約にもなります。
過乾燥を防ぎ、喉の痛み・風邪・冷えも起こりにくくなっていきます。

ここで過ごすみなさんを思い浮かべながら。
オープンが楽しみです。

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