[お知らせ]
2022年秋よりコンサルティングサービスは一時停止しております。


快適で健康に暮らすためのセカンドオピニオン


当社では、建主や住まい手に対して温熱環境を中心としたコンサルティングサービスをしています。

この敷地・この設計プランで
「日差しはどのくらい入るの?」
「断熱や気密は十分なの?」
「窓の性能は十分なの?結露はしないの?」
「夏涼しく、冬暖かく暮らせるの?」
「冷暖房設備はこれでいいの?」

何を拠り所に決めていけばいいのか分からない。
ネットには沢山情報があるけど、どれが自分たちにあった選択なのかわからない。
私たちは、こういったお悩みに対して最適な選択ができるよう、助言や提案をしています。


コンサルティングの進め方


1.理想の暮らしを共有する

家づくりにおける様々な選択は、ライフスタイル・予算・大切にしている事など、建主や住まい手の価値感に基づく判断が大きく影響します。

まずはデザイン(意匠)や間取り・素材選びなど”イメージしやすい理想形”と、温熱性能、耐震性能など”イメージしにくい(でもとても大切な)理想形”を掘り起こしながら、依頼者が大切にしている理想の暮らしと価値感を共有していきます。さらに敷地情報・図面で現時点の条件や状況を把握し、大切にしたい所・不安に思っている所を切り口に、根本的な悩みの解決に向けて会話を進めていきます。

△この図はコンサルティングのイメージです。
理想の暮らしも大切にしたい所も人それぞれで、こんなふうにデコボコです。会話をしていく中で新しい気付きがあり、この形も変化してしていきます。最近ではリモートワークが増え、図の右側(当社の得意とする温熱環境に関する領域)を意識される方が増えてきました。

2.理想に近づくための協働作業

共有した価値観・課題に基づき、依頼者の思いにあわせた「理想の暮らし」に近づけていきます。全体のバランスを考えながら、優先順位やどこをどのように調整していくか細部を検討し、さらにその中で当社の役割、依頼者の役割をどう位置付けていくかを会話していきます。
この内容は依頼者によって様々ですので、個別にお見積もりを提出します。
おおよその費用のイメージはこちらご覧ください。

[例1] 既に工務店やハウスメーカーと契約している場合
「デザインには満足しているけど温熱環境に不安がある。もっと考慮したい。」というご要望であれば、当社で敷地情報・図面をもとにシミュレーションをし、その結果をお伝えすると共に、窓や断熱・気密など実現可能な改善案を作ります。依頼者はそれをもとに施工会社と調整を進めて頂く事ができます。
 ▷ 事例「集合住宅 地下1Fのリビングで日差しを取り込む」
 ▷ 事例「戸建住宅 敷地の魅力を生かす」

[例2] リノベーションか建て替えかの見極めの場合
現場の状況や依頼者の価値観を考慮した上で、どちらをとるべきかを判断します。この後、依頼者のご要望に合った工務店や設計事務所を紹介する事もできますし、当社で設計・監理を請け負う事も可能です。
 ▷ 事例「多摩丘陵の家 1.建て替えか、改修か」

[例3] 土地探しの場合
通常は設計・監理の一貫として対応をしていますが、土地探しだけのお手伝いも可能です。依頼者が選ばれた候補地の中で、当社の視点でその土地を見極め、依頼者の理想に沿ったものか確認をします。土地の情報自体が欲しい場合・資金計画から始めたい場合は、当社が信頼をおく業者を紹介する事もできます。
 ▷「パッシブデザインの視点からみる土地探し」
 ▷参考「北矢名の家 土地探し-決断に至るまで」


3.家づくりのよろず相談

ご提案やご紹介をした後も、これで終わりではありません。家づくり中、住まい初め直後も、課題・不安な事・悩みは出てくるものですし、それらの解決に向け、継続して気軽にご相談ください。早期決断が必要な場合は、電話やオンラインミーティングでも対応をしています。


家づくりのプロセスを「楽しみ」に変えていく


コンサルティングのご相談者から「設計や工事が始まると、”いつまでにこれを決めてください”という依頼が多くて、負担に感じる。」という声を伺う事があります。

人生で家を建てる機会はそう何度もありませんし、よく分からない中で決断していく事に不安や負担を感じるのは当然だと思います。

単独で悩むより、第三者の知識・助言を得て納得をした上で決断をしていくと、不安は安心に変わっていきます。
このコンサルティングサービスは、一方的に「正解はこれです」と断言できるものではないので、依頼者のご希望・ライフスタイル・価値観・予算などのバックグラウンドをしっかりお伺いし、さらに私たちの持つ情報を重ねて「こういう方向性だったらワクワクする」「これなら納得できる」「楽しみになってきた」という前向きに決断してもらう感覚を大切にしています。
かしこまった形で進めておりませんので、まずはお気軽にご連絡ください。

 

戸建住宅のご提案例


両親の住まいの老朽化に伴い、二世帯に建て替えをされた住宅。
この住宅は一級建築士でもある建主(現職は大規模施設等の設計・監理)が自ら設計をされていますが、プロでも迷う”外とのつながり方”や”温熱環境”について、その悩みを建主と共に解決していったコンサルティング事例です。

▷敷地の魅力を生かす


集合住宅
のご提案例


地下一階と一階のメゾネットタイプを購入されたクライアント。
リビングが地下一階にあるので「日差しをどう取り込むか」が最大のテーマになりました。どのように明るく、心地よく暮らせるかをクライアントに寄り添い、一緒に検討を重ねたコンサルティング事例です。

▷クライアントの声


リノベ ーション設計のご提案例


多摩丘陵の家

第5回日本エコハウス大賞 審査員賞 三澤文子賞受賞

家族の思い出が詰まった築40年のリノベーション。
当時の端正で美しい建物の原型を留めるために、当社、工務店、専門家、メーカーなど関係者の技術力を集結させて適材適所に修繕・改修を施していきました。

▷住まいづくりの様子
▷雑誌「LiVES vol.114 リノベーション」掲載(セカンドライフ・リノベーション 50代からの家づくり (p78))

 

 


 
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